ニーズの見える化(シン・Tapir−1.0)
【概要】選択肢の束と、ニーズの可視化
ニーズ = 選択肢の束
日、店舗、商品等、レシート上に印字された「すべての項目」が、顧客による能動的な 「選択」 の結果であり、顧客と売り物との接点(マーケット)の記録です。
それらを一定の時系列の中で束ねれば、顧客の 「選択肢の束」 が見えて来ます(土日を好んで利用している等。曜日も店も、「接点」であり「売り物」です)。
※.時の流れの中に「生ビール500ml単缶」、「土日」、「安東学区」といった束(ニーズ)が見て取れる。それぞれサントリー、土曜、大岩店が、より重要な選択肢であることも見て取れる。
利用者に共通して顕著な「選択肢の束」、すなわち 「顧客ニーズ」 を、レシートから統計的に炙り出し、可視化するのが本メニューの役目です。
ニーズの可視化例(お買い物地図)
【顧客ニーズの可視化例(ビール売り場への顧客ニーズ)】
※.日、店舗等についても、同様に可視化されます。
表の左から売り場に入って来た顧客が、表の右に向かって「目的範囲(くらしのスタイル)」の相違によって分かれて行き、次いで「選択範囲(ニーズ)」の相違によって分かれて行き、階層的に売り場を利用している様子が手に取るように分かります。 さらに顧客は、ニーズの中から具体的な「選択肢」を選んでいます。
これは売り場における、顧客毎の 状況✕価値観 = 利用行動の相違を示す、「お買い物地図」 と言えます(専門的な用語で言えば、目的範囲=「認知・興味」>選択範囲=「比較・検討」のパーチェスファネル)。
ニーズが見えると何が変わる?
日であれ店舗であれ商品であれ、この変化し続けて行く「お買い物地図」を、私たちの「商いの羅針盤」とすれば、私たちのすべての業務は顧客によって、大いに報われるものへと変化します。
棚割:お買い物地図をそのまま陳列に再現し、「見つけやすく、選びやすい」売り場に。
品揃え:選択を放棄させる余剰な選択肢(例:前図f3_n10)をカットし、ニーズそのもののカットは防ぐ。むしろ経済合理性の制約内で、応え得るニーズの拡充へ。
販促:「売りたい」モノを、ニーズを持った「欲しい」ヒトへと、まっすぐ届ける。
「対立」に終止符を打つ。「調和」こそが、やりがいのある仕事
このように顧客の「お買い物地図」に、私たちの「商いの地図」を重ね合わせ、顧客にとって 「No.1の選択肢」 を目指し続ける事。
旧来から続く―
「買い手の都合(多勢)」VS「売り手の都合(無勢)」という不毛な対立
「勘と経験」VS「データ」という不毛な対立
それらに終止符を打ち、「調和」をもって市場に仕え、今日から将来に渡ってお金を儲け続ける事 = やりがいのある仕事。
やりがいのない「忙しさ」を捨て、「商い」に調和を生む。
それこそが本分析メニューの 究極の目的 (マーケットドリブン)です。
では、この「お買い物地図」を、具体的にどのように業務に活かしていくのか?
本操作マニュアルを、是非ご活用ください。
※.他分析メニューに比較し、統計処理に時間を要しますのでご留意下さい。マニュアル中の用語の詳細については、巻末の表示項目一覧を御覧ください。
ニーズの見える化:4つの核となる分析指標
1.目的範囲・選択範囲
顧客ニーズを、くらしのスタイルや、マーケットセグメントに相当する大きなニーズ= 「目的範囲」 と、顧客に平均以上に選ばれている小さなニーズ= 「選択範囲」 の2つのグループに可視化します。
※.図はAIエントージェントを用いて、目的範囲・選択範囲のニーズ要約済のもの。
これは謂わば、顧客が描いた 「お買い物地図」 であり、これに沿うことで「見つけやすく選びやすい棚割」や、くらしのスタイルやニーズが近しい「ターゲット顧客の抽出」が可能となります。
2.重点レコメンド
目的範囲中の人気No.1の選択肢に「1st」、それに該当しない選択範囲中の人気No.1の選択肢に「2nd」という 「重点レコメンド」 を行います。
重点日、重点店舗、重点商品と言った、各ニーズ毎の人気No.1、ニーズを代表する、「顧客にとっての重点」の設定全般にお役立て頂けます。
※.図は再掲。
例えば重点商品は、確率的に多くの顧客にとって 「来店動機商品」 である可能性が極めて高く、その商品管理(品揃え、値付け、在庫)は、 来店を決定付ける生命線 となります。
3.採用順
顧客ニーズの数を1つ〜選択肢数分迄、一段階づつ統計的に細分化して行き、細分化の都度新たに表出したニーズ中、人気No.1の選択肢から順に 「採用順」 を振っています。
※.図は再掲。
同質の選択肢と顧客に偏らず、幅広い価値観に響く、集客効果の高い販促商品群の採用(採用順昇順)や、ニーズ欠落の無い商品の絞り込み/カット(採用順降順)が可能です。
4.関連順
選択肢相互の併買関係から 「関連順」 を振っています。
※.図は再掲。
フロアレイアウト、ゴンドラレイアウト、棚割、チラシ紙面割等、主に部門/カテゴリ/商品の並び順、配置全般に活かして頂けます。
条件設定画面
条件設定画面の、本分析メニューにおける固有の機能/設定について説明をします。

顧客接点
政策のテーマ、分析の主題 とする顧客との接点(選択肢)を、単品、分類、店舗、年月日、曜日、時間帯、プライスライン、レジ番号の中から選択します(何に対する顧客ニーズを分析するか?)。

マーケットサイズの極めて小さな選択肢を、予め分析結果から除外したい場合、利用ID数による除外設定が可能です(主に目的範囲、選択範囲が綺麗に 分かれた状態を観測したい場合に用います)。

各「顧客接点」と、それに応じた適応政策は以下のようになります。
| 顧客接点 (選択肢) | 説明 | 適応政策例 |
|---|---|---|
| 単品 | 商品の選択状況(商品への顧客ニーズ)の可視化 | 品揃え、商品カット、棚割、エンド、チラシ、クーポン等 MD、販促に関わるあらゆる意思決定 |
| 分類 | 分類の選択状況(分類へ顧客のニーズ)の可視化 (直接的では無い、人為的で粒度まちまちの拡大顧客接点) | 重点カテゴリー設定、販促単品分配、フロアレイアウト、ゴンドラレイアウト、カテゴリークーポン等 |
| 店舗 | 店舗の選択状況(店舗への顧客ニーズ)の可視化 | ドミナンス政策、出店政策、競合店対策等 |
| 年月日 | 年月日の選択状況(利用日への顧客ニーズ)の可視化 | 未利用化(離反)抑止、販促カレンダー等 |
| 曜日 | 曜日の選択状況(利用曜日への顧客ニーズ)の可視化 | ポイントデー、曜日特売の設定等 |
| 時間帯 | 時間の選択状況(利用時間帯への顧客ニーズ)の可視化 | タイムセール、見切り政策、レイバースケジューリング等 |
| プライスライン | 価格の選択状況(価格への顧客ニーズ)の可視化 | 顧客にとってのプライスポイントの認知 |
| レジ番号 | レジレーンの選択状況(レジレーンへの顧客ニーズ)の可視化 | チェッカーのレイバースケジューリング、レジ前エンド考察等 |
ここでの選択に応じた顧客接点が、「縦軸」 に並んだ、以下のような表が出力されます。
【顧客接点(選択肢)= 「店舗」 の例】
選択範囲 = 居住地(距離)等に依らず、顧客が 実際に掛け持ち利用(併買) しているドミナンスが、同一コード、同一色のグループとして可視化されている。
【顧客接点(選択肢)= 「年月日」 の例】
選択範囲 = 顧客が平均以上に利用(併買)している期間、裏を返せば 未利用化(離反)の周期 が、同一コード、同一色のグループとして可視化されている。併せて、顧客が「曜日」で利用を選択している様も見て取れる。
業務別追加表示項目
政策のテーマ、分析の主題 とする、業務に応じた表示項目(KPI)を、業務単位で選択する事ができます(適用業務と表示項目が、非常に多岐に渡る為の制御)。
💡分析結果画面からでも変更が可能です。
先に選択した「顧客接点」に応じて、選択の可否が決まっています(図は顧客接点=単品の場合の例:この場合、「販促単品分配」が選べない)。

各「業務別追加項目」と、それに応じた適応政策は以下のようになります。
| 業務別 追加表示項目 | 主たる 追加表示項目 | 適応政策例 |
|---|---|---|
| 品揃え | 単品数、利用者倍率、客点数、点単価、店舗数 | 単品:重点商品の店別品揃え確認 分類:カテゴリー粒度の検討 |
| 採用/不採用 | 変更採用順 | 単品:カット、絞り込み |
| 棚割 | 棚割パターン、フェイシング数、奥行個数、陳列総数 | 単品:棚割、在庫(物流) |
| ターゲット販促 | 目的範囲、選択範囲のID数(含、R/T顧客)、選択肢のR/T顧客ID数 | 単品・分類共通:クーポンターゲット顧客抽出、マーケットサイズ確認、トライアル/リピート政策 |
| 販促単品分配 | 分配率、分配数 | 分類:部門に割り当てられたチラシ掲載単品数のカテゴリーへの割り振り |
| 理論スペース分配 | 分配率、分配数 | 単品:フェイシング数、チラシ紙面面積の割り振り 分類:売り場面積、什器本数の割り振り |
| その他顧客接点情報 | 金額、点数、分類(上位階層が存在する場合) | 単品:分類混在時のニーズ解釈 EXCELによるデータ加工用素材 |
各選択により表示される項目(KPI)の詳細については、巻末の表示項目一覧を御覧ください。
顧客利用期間
マーケティングの為の分析である本分析メニューにおいては特に、期間、商品、店舗といった「分析条件」の設定を、 「マーケットの定義」 そのものであると感じて頂く為に、敢えて「顧客利用期間」のような独特な呼称を用いています。
それに加えて統計処理上の制限が加わりますが、基本的な操作方法については、他の分析メニューと共通です。
特記事項を以下に示します。

【処理日数制限】
顧客接点=年月日の際に処理可能な最低日数は3日です(グループ分けの最低要件)。
顧客接点の指定に関わらず、処理可能な最大日数は371日(53週)迄です。
後述の目的範囲・選択範囲のニーズ要約で、AIが処理可能な件数も、これと併せて371日(53週)迄です。
【推奨集計期間】
ニーズの見える化では、選んでいる(併買)=必要=ニーズ、選んでいない(非併買)=不要=ニーズ外 を基本ロジックとしています。
その為、選択/非選択という利用行動が、 十分に発生する集計期間 が必要です。
目安としては13週を基本単位に、利用頻度に応じて倍の26週、またはその倍の52週で集計を行います。
一方で、集計期間が長くなればなる程、期間のFrom時点で顧客を取り巻いていた過去の状況・価値観と、期間のTo時点で顧客を取り巻いている現在の状況・価値観の間には乖離が生じ、選択/非選択という利用行動自体が、ニーズの体をなさなくなって来ます(極端な例として、車の買い替えを想像してみてください)。
その為、例えば1年(52週)の単品集計から、それらしいニーズを見出だせないような、回転の遅いカテゴリーについては、本分析の適用外のカテゴリーであるとお考え下さい。
【直近性の推奨】
顧客も売り物も、それらを取り巻く状況も、常に変化して行きます。
政策とは常に、現在の状況や価値観、すなわち 現在のニーズ に対応して行くものです。
その為、分析はなるべく 「直近のデータ」 で行います。
チラシのように政策実施迄のリードタイムが極めて長く、寄る辺を見出しにくいような状況に関してのみ、前年データ等を用いて分析を行います。
マーケット構成単品/分類
特記事項を以下に示します。

【処理単品/分類数の制限】
顧客接点=単品の際に処理可能な単品数は最低3単品(グループ分けの最低要件)、最大4,900単品迄です。
顧客接点=分類の際に処理可能な分類数は最低3分類(グループ分けの最低要件)、最大4,900分類迄です。
共に単品/分類が顧客接点に指定されていない場合に関してはその限りでは無く、商品分類の共通操作に従います。
後述の目的範囲・選択範囲のニーズ要約で、AIが処理可能な件数は、最大500単品/分類迄です。
マーケット構成店舗
特記事項を以下に示します。
※.実際には店舗コードと共に「店舗名」が表示されます。
【処理店舗数の制限】
顧客接点=店舗の際に処理可能な店舗数は最低3店舗(グループ分けの最低要件)、最大4,900店舗迄です。
店舗が顧客接点に指定されていない場合その限りでは無く、店舗の共通操作に従います。
後述の目的範囲・選択範囲のニーズ要約で、AIが処理可能な件数は、最大500店舗迄です。
【推奨される店舗選択】
ニーズの見える化では、選んでいる(併買)=必要=ニーズ、選んでいない(非併買)=不要=ニーズ外 を基本ロジックとしています。
その為、特に顧客接点=単品の際に、顧客が 「選びたくても選べない」 状況が、なるべく発生しないような店舗の選択をして下さい(同一棚割パターン採用の店舗群での分析)。
一方、統計を用いている以上、店舗数=顧客数は、多いほど「確からしさ」が高まります。
その為、品揃え/棚割の標準化が進んでいない小売業様においては、あまり気にせず、あくまで「推奨設定」という事でご理解ください(一応、裏でこの影響を”軽減”するロジックは組み込まれています)。
オプション
後述のR/T顧客定義、時間帯、プライスライン以外のオプション項目は、分析結果画面からでも変更可能な設定となっています。
メインで使う設定が決まっている場合、ここに設定しておく事で、最後に使った設定が保持される仕様である為、便利です。

採用順算出ベース
採用順の計算基準とする数値を、「ID数」、「加重平均利用者率」、「店舗利用金額」 の3つから選ぶ事ができます。
通常変更の必要はありません。
💡分析結果画面からでも変更が可能です。

- ID数(デフォルト):各ニーズ毎の利用者にとっての「 人気No.1 の選択肢」という観点から「採用順」を振ります。
- 加重平均利用者率 :1店舗1日換算の利用者率で「採用順」を振ります。主に取扱期間/店舗の少ない単品の、不採用(cut)からの救済が目的ですが、実力以上に高く評価されてしまうケースもある為、不採用(cut)対象となった単品の加重平均利用者率を、目視比較して頂いた方が、確実です。
- 店舗利用金額:「買い物はネットワーク」 であり、選択肢はあくまでもその中の一つの 結節点 に過ぎないという事。ID数という実績値が、「選択肢固有」の値では無く、店内の様々な選択肢と接点を持つ 最重要指標 である事(全体最適)。その2つを強調する為に、便宜上設けられた指標です(多くの場合、≒ ID数 となります)。
採用順降下
「業務別追加項目」で 「採用/不採用」 を選択している際に有効なオプション設定で、設定の結果は採用順では無く、「変更採用順」 に対して反映されます。
主に単品のカットの為、機械的な計算結果である「採用順」を、顧客の「認知限界」に鑑み、人為的に降下、制約する為に用います。
採用順降下方法には以下の2つがあります。
💡いずれも分析結果画面からでも変更が可能です。
1.選択範囲中の選択肢数
選択範囲(ニーズ)中の選択肢数の適正値は7±2(ジャムの法則)であり、選択肢が9を超えると、顧客は選択を放棄し始めると言われています(認知限界)。
品揃えの絞り込みは勿論、顧客にとっても選び易い Win-Win な売り場の為に、選択範囲(ニーズ)中の最大選択肢数には、必ず制約を加えます。
これにより、指定された最大選択肢数を超えた選択肢の、「変更採用順」が降下されます(不採用(cut)対象となり易くなる)。

最大選択肢数の設定については、以下を参考にしてください。
| 選択範囲(ニーズ)中の 最大選択肢数の例 | 説明 |
|---|---|
| 9 | ジャムの法則における最適選択肢数の上限値。 これを超える選択肢は、顧客に選択を放棄させる害悪でしか無い(豊富な品揃え=豊富なニーズ≠豊富な選択肢)。売り場面積に充分余裕がある場合に適用(完全に安全であるが故に、デフォルト値)。 |
| 7 | ジャムの法則における最適選択肢数の中央値。 品揃えを絞り込みたい売り手と、選択肢が欲しい買い手、双方の都合のバランスに優れた最大選択肢数。 |
| 5 | ジャムの法則における最適選択肢数の下限値。 サビタイジング限界(人間が一度に認知できる数)とも一致しており、品揃えを絞り込みたい小売業にとっては好適値。※ |
2.不要選択範囲
本分析における「採用順」の採番処理は、 最大の来店 を目指す為、売り場から「ニーズそのものを欠落させない事」、別の言い方をすれば「用途機能欠落がない事」を最優先としています。
一方で経済合理性や売り場面積といった制約の上で、「ニーズ欠落、用途機能欠落もやむなし」とするような利用者率がある事も確かです(如何に顧客とは言え、ノイジーマイノリティーの声を聞く事は、売り手にとっても、買い手の大部分であるサイレントマジョリティーにとっても不利益を生む)。
ここにその利用者率を設定しておく事で、該当する利用者率を下回る選択範囲(ニーズ)を対象に、 当該選択範囲(ニーズ)中の選択肢すべて の採用順を降下させ(不採用(cut)対象となり易くなる)、ニッチ過ぎるニーズが、いつまでも売り場に残り続ける事を防ぎます。

デフォルトでは、一般的に「統計的ノイズ」とみなされる値である「0.01%」が設定されています(”ニッチ”と”特異”の境界線。安全故にデフォルト値)。※
※.あくまでも単品では無く、選択範囲(ニーズ)全体の利用者率となります。
3.降下処理順序
上記採用順降下の条件が、「2つとも」設定されている場合、降下処理の順序が指定できます。
デフォルトでは、1→2の順で降下処理を行います(後から処理される2の方が、順位が低くなる)。

後述する採用/不採用で、cut数の指定を行った場合、変更採用順の低いものから降順で、指定数分の商品が不採用(cut)の判定となります。
4.cut判定の自動実行
レポート表示時に、ここまでの1〜3の設定に該当する商品を、自動で「cut判定」します。
デフォルトで実行する限り、「完全に安全」な商品カット(余剰ニーズと余剰選択肢のトリミング)が実行できます。

ここまでの1〜3の設定に該当する商品が無い場合、本設定を行った場合でも、cut商品は表示されません。
後述の分析結果画面上での操作とはなりますが、9〜5の選択肢数に応じた採用順の降下/cutについては、AIエージェント の カット候補商品のレコメンドが便利ですので、是非お試しください。
フェイシング数と補充サイクル
業務別追加項目で 「棚割」 を選択している際に有効なオプション設定です。
単品の「フェイシング数」と「奥行個数」、「陳列総数」を決定する為に用いられます。
💡いずれも分析結果画面からでも変更が可能です。
1.フェイシング数

最大フェイシング数にはデフォルトで「5」がセットされています。
最大フェイシング数の設定については、以下を参考にしてください。
| 最大フェイシング数の例 | 説明 |
|---|---|
| 5 | 商品サイズによらないサビタイジング限界(人間が一度に認知できる数)と、標準サイズの商品のゲシュタルト崩壊(背景化)が交わる数。高回転で作業頻度が高いカテゴリーに適用(デフォルト値) |
| 3 | フェイシング数の法則(3±2)における中央値。買い手の認知負荷(サビタイジング)の面で、最もバランスに優れた最大フェイシング数。 |
| 1 | 品揃えすると決めた限り、売れ数に依らず占有される最低フェイシング数。 ※.バッファとして奥行個数=2が必ず設定される。 |
最小フェイシング数にはデフォルトで「1」がセットされています。
通常変更の必要はありません。
2.補充サイクル
単品の「奥行個数」と「陳列総数」を決定する為に用いられ、デフォルトでは「7(1週間)」がセットされています。何日に一度補充作業をするかを、「日数」で入力します。
在庫係数
業務別追加項目で 「棚割」 を選択している際に有効なオプション設定です。
単品の「奥行個数」と「陳列総数」を算出するにあたり、ベースとする売れ数に対して乗する係数です。
💡いずれも分析結果画面からでも変更が可能です。
1.全体
本分析での売れ数は 「会員データ」 に限定されています。
その為、これを非会員を含めたデータに増幅する為に、乗する係数です。デフォルトでは「1(増幅なし)」がセットされています。

2.1stレコメンド、2ndレコメンド
顧客にとっての重点単品である、1stレコメンド、2ndレコメンドに対する安全在庫分の係数であり、前出「全体」の係数に乗せられます。
デフォルトでは、1stに平均+2標準偏差(μ+2σ)相当の「1.4」、2ndレコメンドに平均+標準偏差(μ+σ)相当の「1.2」がセットされています。
R/T顧客定義
業務別追加項目で 「ターゲット販促」 を選択している際に有効なオプション設定です。
目的範囲/選択範囲/顧客接点それぞれの利用ID数を、指定された定義で「R顧客」と「T顧客」に分けます。
デフォルトではR顧客=2回以上利用顧客、T顧客=1回利用顧客です。
通常変更の必要はありません。

💡 分析結果画面からは変更できない 項目です。
時間帯
顧客接点=時間帯の選択時にのみ 表示されるオプション設定です。
時間帯を「1分単位」、「5分単位」、「10分単位」、「20分単位」、「30分単位(デフォルト)」、「1時間単位」のいずれかで区切る事ができます。

💡 分析結果画面からは変更できない 項目です。
プライスライン
顧客接点=プライスラインの選択時にのみ 表示されるオプション設定です。
プライスラインを「1円単位(デフォルト)」、「10円単位」、「100円単位」、「1,000円単位」のいずれかで区切る事ができます。
「顧客にとってのプライスポイント」を知る事が主たる目的である為、特別な意図の無い限り、変更の必要はありません。
※.プライスラインに紐づける実績値としては、ジャーナル明細レコード毎の、「小数点以下切り上げ」で計算した「点単価」がベースとなります(同一商品であっても日/店舗/見切り等によって別のプライスラインに所属し得る)。
💡 分析結果画面からは変更できない 項目です。
分析結果画面
分析結果画面の、本分析メニューにおける固有の機能/設定について説明をします。
分析結果画面の共通操作はこちら (但し他の分析へ、ドリルダウンは実装されていません)
ニーズの見える化の出力結果画面は 「顧客接点」、「目的範囲」、「選択範囲」、「ダウンロード」、「単品詳細」、「店舗詳細」 の5つのタブからなります。
「単品詳細」、「店舗詳細」については、業務別追加表示項目に 「品揃え」 が選択されており、顧客接点表のそれぞれ該当する項目から遷移した場合にのみ表示が行われます。
各表の特記事項を以下に記します。
項目説明については、巻末の表示項目一覧を御覧ください。
出力結果画面【顧客接点】
業務別追加表示項目の選択により、操作可能となる事項が異なって来ますので、便宜上7つの表示状態に分けて説明します。
項目説明については、巻末の表示項目一覧【顧客接点】を御覧ください。
1.顧客接点(業務別追加表示項目=なし)
ここでは顧客接点=単品、業務別追加表示項目=なし の表示状態で、全ての表示状態において共通、ないしはそれに関わらず、常に表示されている操作項目(画面上部のボタン類)について説明します。

AIエージェント【概要】
現状プレビユー機能である事、ほとんどが顧客接点=単品向けの機能である事、下図のようにできる事が多岐に渡る事から、本章では「どのような機能があるのか?」の概要の解説に留め、操作の詳細については、後述のAIエージェントにてまとめて解説します。

各機能の概要は以下の通りです。いすれの機能も「業務別追加表示項目」によらず動作しますが、「カット候補商品のレコメンド」の反映結果についてのみ、業務別追加表示項目= 「採用不採用」 を選択する事で、目視確認する事ができます。
| 適用業務分類 | 機能名 | 説明 | 処理に関連する 業務別追加表示項目 |
|---|---|---|---|
| 顧客理解 | 目的範囲・選択範囲のニーズ要約 | 該当選択肢群を選択するような利用者の、置かれた状況と持っている価値観を、「状況:価値観」の形で自然言語要約します(ニーズ=状況✕価値観)。 | 如何なる状態でも画面に反映 |
| 品揃え | カット候補商品のレコメンド | 最大選択肢数=9,8,7,6,5の4パターンにおけるカット候補商品をレコメンドします。チェックを入れた商品のカットを、画面上に反映する事ができます。 | 採用/不採用(処理結果を画面に反映、目視) |
| 採用すべき新商品の推論 | 分析結果の目的範囲、選択範囲、選択肢から以下の新商品を推論します。 ①カテゴリー中に無いマーケットセグメントの商品 ②目的範囲中に無いニーズに応える商品 ③選択範囲中に不足していると考える選択肢 ④選択範囲中で、入れ替えによりリフレッシュした方が良いと推論される選択肢 | ― | |
| 新商品の陳列位置の推論 | 与えられた新商品情報(テキスト)から、陳列すべきゾーン(選択範囲)と位置(どの関連順の間か?)を推論します。 | ― | |
| 重点商品実績なし店舗一覧出力 | 顧客にとっての来店動機/売り場の利用動機である可能性の高い、1stレコメンド、2ndレコメンド商品の、販売実績が立っていない店舗の一覧を出力します(3rdレコメンドを含める指定も可能)。 | 品揃え(画面反映は無いが、「販売状況|店舗数」に関連) | |
| 棚割 | 棚割ソフト色分用ファイル出力 | StoreManagerの「特定の商品群を強調表示する機能」や、棚POWERの「ハイライト分析」機能で、棚割に色分を行うためのCSVファイル(商品コード,親コードの組み合わせ)を出力します。目的範囲、選択範囲等、分析画面中の特定の項目を、親コードに指定する事ができます。 | ― |
| 販促 | クーポンターゲット顧客出力 | 入力した商品コード(複数可)に従い、以下の利用者の顧客コードを、ダウンロードする事ができます。 ①各商品コードが所属する「目的範囲」の利用者をマージしたもの(最大ターゲット) ②各商品コードが所属する「選択範囲」の利用者をマージしたもの ③各商品コードそのものの利用者をマージしたもの(最小ターゲット) | ターゲット販促(画面反映は無いが、関連性有) |
顧客接点追加パラメータ設定
分析結果画面上段の「顧客接点追加パラメータ設定」ボタンを押下すると、各種パラメータ設定ダイアログが「業務別追加表示項目」を最上段に表示した状態で立ち上がります。

「業務別追加表示項目」の操作方法については、条件設定画面の業務別追加表示項目と同様です。
その他のパラメータ設定については、該当する各分析結果画面で説明します。
手動採用/不採用切替【概要】
業務別追加表示項目に「採用/不採用」が選択されている場合のみ、手動にてcut判定をトグルする為の機能です。 操作については、該当する分析結果画面で説明します。
詳細
分析結果画面上段の「詳細」をトグルする事で、帳票の通常表示と詳細表示が切り替わります。
詳細表示で何が表示されるようになるかについては、巻末の表示項目一覧を御覧ください。
算出ベース
帳票中の「算出ベース=ID数(デフォルト)」リンクをクリックする事で、各種パラメータ設定ダイアログが「採用順算出ベース」をアクティブにして立ち上がります。

「採用順算出ベース」の操作方法については、条件設定画面の採用順算出ベースと同様です。
2.顧客接点(業務別追加表示項目=品揃え)
ここでは顧客接点=単品、業務別追加表示項目=品揃え の表示状態での操作項目について説明します。
「単品数」、「利用者倍率」、「客点数」は主に分類におけるカテゴリー粒度の検討等に用います。
「店舗数」は主に重点単品の店舗品揃え確認に用います。

単品数
リンクをクリックする事で、顧客接点配下の単品詳細タブに遷移します。
主に顧客接点=プライスラインの時に、プライスライン配下の日付、店舗、単品を確認する目的で使います。
店舗数
リンクをクリックする事で、顧客接点の店舗詳細タブに遷移します。
各店での販売実績の有無が確認できます。
3.顧客接点(業務別追加表示項目=採用/不採用&棚割)
ここでは顧客接点=単品、業務別追加表示項目=採用/不採用&棚割 の表示状態での操作項目について説明します。「採用/不採用」は主に日常的なカット業務に、「棚割」はその名の通りプラノグラムに利用します。

採用/不採用
帳票中の「採用/不採用」リンクをクリックする事で、各種パラメータ設定ダイアログが「採用/不採用」をアクティブにして立ち上がります。

「採用順降下」の操作方法については、条件設定画面の採用順降下と同様ですが、ここに不採用(cut)の条件が加わっています。
「これを不採用にする」をクリックすると、上記の条件に当てはまる商品の数が、不採用(cut)としてセットされます。更に絞り込みを行いたい場合には、不採用(cut)とする 単品数を入力️ する事もできます。
これらの条件が帳票の「変更採用順」に反映され、不採用(cut)となった選択肢の変更採用順が、赤フォントの0で表示されます。
手動採用/不採用切替
レポート中の 「変更採用順」中の数値 をクリックする事で、♻マークが表示され、不採用(cut)となったものを採用に、採用となったものを不採用(cut)に、手動で切り替える事ができます。クリックを行うと、画面上部の「手動採用/不採用切替」が図のように赤く変わり、クリックされた件数が表示されます。

その「手動採用/不採用切替」ボタンをクリックすると、図のようなドロップダウンリストが開きますので、行いたい処理を選択し、確定させます。

- 採用/不採用の選択を確定する:直前にクリックにより行った、採用/不採用の処理を確定させます。
- 前回確定した状態に戻す:直前に行った確定をキャンセルし、その前の状態に戻します。
- 選択を全てクリアする:手動で行った採用/不採用の処理を、全てもとに戻します。
手動で不採用(cut)とした変更採用順には赤フォントの0が、手動で採用とした変更採用順には、0になる前に振られていた、元々の変更採用順が表示されます。
尚、手動で操作を行ったことを明示的にする為に、画面上採用⇨不採用が行われた「変更採用順」には ✂ マークが、不採用⇨採用が行われた「変更採用順」には ♻ マークが併せて表示されます。

棚割理論値(サイズ・積上考慮なし)/1店舗7日換算(デフォルト)
帳票中の「棚割理論値」または「1店舗7日換算(デフォルト)」リンクをクリックする事で、各種パラメータ設定ダイアログが「棚割パターン割付」をアクティブにして立ち上がります。

最大パターン本数を指定する事で、単品数÷最大パターン本数を棚1本分のしきい値として、該当単品を何本パターン以上からの採用とするのかを決定します。
採用は変更採用順上位から行われます。
変更採用順=0(cut)に関しては採用対象外となります。
帳票の「採用」欄の、例えば「2本パターン以上」はあくまで「2本パターン以上の店舗で採用して下さい/1本パターンの店舗では採用しないで下さい」という意味であり、「2本目の棚に陳列して下さい」という意味ではありませんので、十分ご留意下さい。
併せて帳票に表示する文字列の変更も可能です。
それ以外の操作方法については、条件設定画面のフェイシング数と補充サイクルと同様です。
4.顧客接点(業務別追加表示項目=ターゲット販促)
顧客接点=単品、業務別追加表示項目=ターゲット販促 の表示状態は以下の通りです。
目的範囲、選択範囲の利用ID数が表示され、ニーズ単位でのターゲット顧客のダウンロードが可能となります(併せて各ニーズのマーケットサイズを掴む事ができます)。クーポンを出す際には、クーポン対象の選択肢が所属する「目的範囲」迄が、ターゲットの極大点となります。

アイテムクーポンのターゲット顧客抽出には、AIエージェントのクーポンターゲット顧客出力が便利ですので、是非お使いください。
5.顧客接点(業務別追加表示項目=販促単品分配)
ここでは顧客接点=分類(カテゴリー)、業務別追加表示項目=販促単品分配 の表示状態での操作項目について説明します。部門に割り当てられたチラシ品の担当数を、各カテゴリーに割り振るような用途で利用されています。

販促単品分配
帳票中の「販促単品分配」リンクをクリックする事で、各種パラメータ設定ダイアログが「販促単品分配」をアクティブにして立ち上がりますので、分配したい単品数を入力します。

分配対象を重点レコメンド商品だけに絞り込むこともできます(2ndレコメンド以上で割り振りを行うのが一般的です)。

分配は変更採用順上位から行われ、変更採用順=0(cut)に関しては分配に組み込まれません。
分配率に則って小数点有りの分配数(参考値)と、切りよく丸められた分配数の2つが表示されます。
※.部門に割り振られたチラシ品21SKUを2ndレコメンド以上のカテゴリーに分配した画面(多様なニーズ(状況と価値観)に響くチラシとなる)。
6.顧客接点(業務別追加表示項目=理論スペース分配)
ここでは顧客接点=分類(部門)、業務別追加表示項目=理論スペース分配 の表示状態での操作項目について説明します。什器本数や坪数、フェイシング数、チラシ紙面面積といった「面積」に纏わる数値を、頻度を差し引いて分配するための機能となります。

理論スペース分配
帳票中の「理論スペース分配」リンクをクリックする事で、各種パラメータ設定ダイアログが「理論スペース分配」をアクティブにして立ち上がります。

分配は変更採用順上位から行われ、変更採用順=0(cut)に関しては分配に組み込まれません。
分配率に則って小数点有りの分配数と、切りよく丸められた分配数の2つが表示されます。
※.各種什器数500台を、各部門に分配した画面。
7.顧客接点(業務別追加表示項目=その他顧客接点情報)
顧客接点=単品、業務別追加表示項目=その他顧客接点情報 の表示状態は以下の通りです。
選択肢の利用金額、点数、客数に加え、上位分類が存在する場合に限って、分類情報を表示します。
EXCELでのデータ加工用や、分類を跨いだ単品を分析対象とした際の、顧客ニーズ理解の参考として利用します。

出力結果画面【目的範囲】
顧客接点=単品、業務別追加表示項目=品揃え の表示状態です。
主に目的範囲のマーケットサイズの認識と、ナンバー1戦略を採る目的範囲(マーケットセグメント)の選定の為に使います。
※.図はAIエントージェを用いて、目的範囲・選択範囲のニーズ要約済のもの。
項目説明については、巻末の表示項目一覧【目的範囲】を御覧ください。
出力結果画面【選択範囲】
顧客接点=単品、業務別追加表示項目=品揃え の表示状態です。
主に選択範囲(ニーズ)内の選択肢数の多寡の状況を概観する為に使います。
※.図はAIエントージェを用いて、目的範囲・選択範囲のニーズ要約済のもの。
項目説明については、巻末の表示項目一覧【選択範囲】を御覧ください。
出力結果画面【ダウンロード】
本分析メニューの根拠として、クラスター分析の処理結果をダウンロードして頂けます。
距離行列表CSVには、UTF-8版に加え、S-JIS版をご用意しています。

デンドログラム画像
png形式の画像ファイルです。
ファイルサイズの肥大を避ける為、選択肢の数が800以下の場合のみ生成されます。
「目的範囲」と「選択範囲」が、交互の色違い で表現されています。
イメージとしては、図の上から入って来た顧客群が各々のニーズに応じ、下に向かって分かれて行くようなイメージです(お買い物地図)。
結節位置が高い選択肢同士程「顧客にとって異質なニーズ」、結節位置が低い選択肢同士程「顧客にとって近しいニーズ」である事を示しています。
「関連順(昇順)」が顧客接点の右から左への並びで表現されています。

距離行列表CSV
デンドログラムの生成ベースとなっている、選択肢間の実際の距離(ニーズとしての近さ/遠さ)をご覧いただけます。
全選択肢が相互に結ばれたこの3次元の構造を、政策に落とし込める2次元の、文字通り ”場” の形に、統計的に畳み込んだものが、デンドログラムです。

出力結果画面【単品詳細】
業務別追加表示項目に 「品揃え」 が選択されており、顧客接点表の 「単品数」 から遷移した場合のみ表示が行われます。
まず、「単品詳細」遷移前の、顧客接点=プライスライン、業務別追加表示項目=品揃え の表示状態を示します。

ここから、上から三番目のプライス=998円の、単品数=11をクリックし、「単品詳細」へと遷移した例が次の状態です。

同一単品であっても、日/店舗により売価が異なったり、見切りが発生する為、プライスへの紐づけ根拠を確認できる、明細に近い状態での出力を行っています。
データが大量となる可能性が高い為、本画面表示時にEXCEL出力ボタンをクリックした場合、本画面の内容のみが「CSVファイル」として出力されます。
項目説明については、巻末の表示項目一覧【単品詳細】を御覧ください。
出力結果画面【店舗詳細】
業務別追加表示項目に 「品揃え」 が選択されており、顧客接点表の 「店舗数」 から遷移した場合のみ表示が行われます。
まず、「店舗詳細」遷移前の、顧客接点=単品、業務別追加表示項目=品揃え で、採用順昇順に並び替えた表示状態を示します(「重点レコメンド」が付いた商品が、上の方に固まります)。

重点レコメンドのついた商品は、来店動機となっている確率の高い、顧客ニーズを代表する商品と言えます。中でも1stレコメンドは、顧客の「くらしのスタイル」という大きな括りを代表する最重点商品であり、全店品揃えする事が望ましい商品です。
一方で、その「店舗数」に目を向けると、マーケット計の店舗数が235店舗であるにも関わらず、1stレコメンド且つ採用順6位の「アサヒ生ビール 黒生350ml」の販売実績が立っている店舗が171店舗しか無い事が分かります。
これは、当該商品が存在しない事によって、来店を損なっている可能性を示唆しています。
そこで、「店舗数」=171をクリックして遷移したのが次の図「店舗詳細」です。

売れていない店舗は実績値が0、販売日FromとToがnullで表示されます。
データが大量となる可能性が高い為、本画面表示時にEXCEL出力ボタンをクリックした場合、本画面の内容のみがCSVファイルとして出力されます。
項目説明については、巻末の表示項目一覧【店舗詳細】を御覧ください。
重点商品について、販売実績の無い店舗群を一気に出力する為には、AIエージェントの重点商品実績なし店舗一覧出力が便利ですので、是非お使いください。店舗への配布や、各メーカーへの監視依頼に使って頂けます。
AIエージェント
分析結果画面上部からドロップダウンで展開される「AIエージェント」の操作方法を以下に示します。各機能の概要についてはAIエージェント【概要】をご確認ください。

目的範囲・選択範囲のニーズ要約
デフォルトではf_xx、f_n_xxのように表示されている目的範囲、選択範囲が、顧客を取り巻くどのような状況と価値観からもたらされているものであるかを推論し、自然言語に要約します。
顧客接点=単品/店舗/年月日/の何れかであり、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効です。一方で「業務別追加表示項目」によらず動作します。
AIエージェントから「目的範囲・選択範囲のニーズ要約」を選択すると以下の画面が開きますので、「ニーズ要約を作成する」をクリックします。

作成が完了すると、次の図のようにトグルボタンが表示されますので、「表示結果に反映する」にトグルしたら、「閉じる」でこの画面を閉じます。

すると、分析結果画面に以下のように要約結果が反映されます。

要約結果を非表示にしたい場合には、再度「AIエージェント」から「目的範囲・選択範囲のニーズ要約」を選択し、トグルボタンを「閉じる」にトグルしたら、「閉じる」でこの画面を閉じます。

要約をやり直したい場合にも、この画面から「ニーズ要約を再作成する」をクリックする事で、要約の再生成を実行することができます。 AIの特性として、要約結果に再現性はありません。
カット候補商品のレコメンド
ジャムの法則の最適選択肢数の範囲である5〜9すべてのケースにおける不採用(cut)候補商品を一覧表示する事で、目視により手動で不採用(cut)を決定して行くための機能です。
顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効です。「業務別追加表示項目」によらず動作しますが、本機能で行ったカットの反映を確認する為には、業務別追加表示項目=「採用/不採用」が表示されている必要があります。
AIエージェントから「カット候補商品のレコメンド」を選択すると以下の画面が開きますので、「カット候補商品を推論する」をクリックします。

推論が終わると、図のように各選択範囲(ニーズ)中から、最大選択肢数がジャムの法則の最適選択肢数の範囲である5〜9を超える商品がリストアップされて来ます(最大選択肢数で降順)。「出力結果をクリップボードにコピー」ボタンをクリックする事で、リスト中の全項目をコピーすることができます。
既に選択肢が充分絞り込まれており、該当する選択肢数を超えるものが無い場合、推論結果は表示されません。

分析結果画面に不採用(cut)を反映させるには、「不採用」欄のチェックボックスをクリックして行きます。最大限不採用(cut)にしたい場合、「すべて選択」をクリックします。共にアクティブになった「チェックしたものを不採用に反映」をクリックする事で、不採用(cut)が分析結果画面に反映されます。

不採用(cut)を反映させた画面が以下となります。「変更採用順」が赤フォントの0に変わり、選択範囲=f3_n10の選択肢数が、5つに絞り込まれている事が分かります。

本機能で不採用(cut)を反映させた変更採用順には、手動による不採用(cut)であることを示す✂マークが表示されます。
手動での採用/不採用については手動採用/不採用切替 をご覧ください。
採用すべき新商品の推論
分析結果中に存在しないニーズ、既存ニーズ中に追加すべき選択肢、入れ替えによりニーズのリフレッシュを図るべき選択肢を推論する機能です。
顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効で、「業務別追加表示項目」によらず、ダイアログ画面上でのみ動作します。
AIエージェントから「採用すべき新商品の推論」を選択すると以下の画面が開きますので、「新商品提案を作成する」をクリックします。

推論結果は次の図のように、以下の優先順位で表示されます。
1)既製品>商品開発
2)新規ニーズの追加>選択肢の追加>選択肢の入れ替えによるリフレッシュ

「出力結果をクリップボードにコピー」ボタンをクリックする事で、リスト中の全項目をコピーすることができます。
再度「新商品提案を作成する」をクリックする事で、再推論が可能ですが、AIの特性として、提案リストの再現性は保証されません。
新商品の陳列位置の推論
分析結果の品揃えに対して、追加したい新商品が既に決まっている場合に、どのニーズ(目的範囲/選択範囲)の、どの位置(関連順と関連順の間)に陳列すべきかを推論します。
顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効で、「業務別追加表示項目」によらず、ダイアログ画面上でのみ動作します。
AIエージェントから「新商品の陳列位置の推論」を選択すると以下の画面が開きます。

追加したい新商品の情報を、テキストで貼り付けます。
最低限商品名が必要な事以外、フォーマットに特段制約を設けてはいませんが、ある程度の情報量があり、それを伝えるヘッダーレコードがあった方が、AIの推論には役立ちます。
「貼付データ例」をクリックする事で、貼り付けるデータの例をご覧いただけます。

貼り付けによってアクティブになった「新商品提案を作成する」ボタンをクリックする事で、推論が走り、下図のように推論結果が表示されます。

「出力結果をクリップボードにコピー」ボタンをクリックする事で、リスト中の全項目をコピーすることができます。
AIの特性として、「追加/入れ替え」の提案は、同じ商品を指定したとしても、必ずしも前出採用すべき新商品の推論における提案と一致しません。
また、再度「新商品提案を作成する」をクリックする事で再推論が可能ですが、これもAIの特性として、提案の再現性は保証されません。
重点商品実績なし店舗一覧出力
出力結果画面【店舗詳細】で行うような、重点商品の店別取扱確認作業を、すべての重点商品につき一括で実施する機能です。
顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効で、「業務別追加表示項目」によらず、ダイアログ画面上でのみ動作します。
AIエージェントから「重点商品実績なし店舗一覧出力」を選択すると以下の画面が開きます。

3rdレコメンド商品まで含める場合にはチェックを入れ、「店舗一覧を出力する」をクリックする事で処理が走ります。
処理が完了すると次の図のようにダウンロードリンクが表示されますので、クリックしてCSVファイルを保存します。

ダウンロードされたCSVファイルは、以下のようなフォーマットとなっています(採用順昇順>店舗コード昇順)。
※.「店舗名」には、本来実際の店舗名が表示されます。
棚割ソフト色分用ファイル出力
StoreManagerの「特定の商品群を強調表示する機能」や、棚POWERの「ハイライト分析」機能で、棚割に色分を行うためのCSVファイル(商品コード,親コードの組み合わせ)を出力します。目的範囲、選択範囲等、分析画面中の特定の項目を、親コードに指定する事ができます。
棚割ソフト上での具体的な色分のイメージは、以下のようになります。

顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効で、「業務別追加表示項目」によらず、ダイアログ画面上でのみ動作します。
AIエージェントから「棚割ソフト色分用ファイル出力」を選択すると以下の画面が開きます。

目的とするファイルのリンクをクリックする事で、以降のようなCSVファイルがダウンロードされます。
※1.固定で「商品コード,親コード」というヘッダーレコードを持ちますが、棚割ソフトによっては不要な場合もあります。その場合、適宜除去をお願い致します。
※2.本メニュー自体は什器サイズや商品サイズという情報を持ってません。あくまでも数値で割付を行っている為、棚割ソフト上での微調整が必要となります。
目的範囲色分用
「商品コード,目的範囲」の以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。
顧客が利用目的としている商品グループで固める事によって、顧客にとって 「見つけ易い」 買い逃がしの少ない棚割ができあがります。
※.目的範囲・選択範囲のニーズ要約を行っている場合、コードでは無く、要約名でのダウンロードも選択可能となります。
選択範囲色分用
「商品コード,選択範囲」の以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。
顧客が実際に選択を行っている商品グループで固める事によって、顧客にとって 「選びやすい」 棚割ができあがります。
※.目的範囲・選択範囲のニーズ要約を行っている場合、コードでは無く、要約名でのダウンロードも選択可能となります。
重点レコメンド色分用
「商品コード,重点レコメンド」の以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。
重点レコメンド(1st/2nd/3rd)と非重点で色分を行う事によって、棚割ソフト上でフェイシング数やPOPの調整を行う為に用います。

カット/棚割パターン色分用
「商品コード,割付パターン」の以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。
予め採用/不採用の処理や、棚割理論値の処理を行っておく必要があります。
図の場合「5本パターン」が最大パターンですが、まず棚割ソフトの最大パターンから「cut」を除外する事で、「5本パターン」が出来上がります。次いでそこから「5本パターン以上」を除外する事で「4本パターン」が出来上がります。このように繰り返して行く事で、最大パターンから最小パターンまでの棚割を作り上げて行く事ができます。

フェイシング数色分用
「商品コード,フェイシング数」の以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。
予め採用/不採用の処理や、棚割理論値の処理を行っておく必要があります。
棚割ソフト上の色分によって、フェイシング数を調整する為に用います。

クーポンターゲット顧客出力
クーポンターゲット顧客は4.顧客接点(業務別追加表示項目=ターゲット販促)からでもダウンロードできますが、複数単品が存在するアイテムクーポンなどの場合には、複数個所をクリックせねばならず、そのボリューム(ID数)も、ダウンロード段階にしか分からない為厄介です。
本機能では、複数単品の「目的範囲利用者」「選択範囲利用者」「単品利用者」をそれぞれマージし、人数を確認した上でダウンロードする事ができます。
顧客接点=単品、分析結果の選択肢数が500以下の場合のみ有効で、「業務別追加表示項目」によらず、ダイアログ画面上でのみ動作します。
AIエージェントから「クーポンターゲット顧客出力」を選択すると以下の画面が開きます。

クーポン対象とする商品コード(改行区切り)を入力する事で、アクティブになった「顧客一覧を出力する」をクリックします。

販促予算に応じた人数(ID数)のリンクをクリックする事で、該当する顧客コードのCSVファイルがダウンロードされます(該当顧客全員が来店するとは限りませんし、配布されたクーポンを利用するとも限らない点にご留意願います)。

各クーポンターゲットの特性は、以下の通りです。 「目的範囲利用者」には「選択範囲利用者」が、「選択範囲利用者」には「単品利用者」が含まれます。
| クーポンターゲット | 説明 | クーポン ヒット率 | 小売(来店) 貢献度※ | ブランド スイッチ※ |
|---|---|---|---|---|
| 目的範囲利用者(上限) | 入力した単品いずれかの利用者と、類似した「くらしのスタイル」を持つ顧客群。 該当範囲以外の商品は、ほぼ「非併買」な顧客である為、ここが配布上限となる。 クーポン利用者は来店頻度が上がる為、予算に問題が無い限り、ここをターゲットとする。 | 低 | ◎ | ◯ |
| 選択範囲利用者 | 入力した単品いずれかの利用者と、類似した「ニーズ」を持つ顧客群。 | 中 | ◯ | △ |
| 単品利用者(下限) | 入力した単品いずれかの利用者。 クーポン配布の下限。 | 高 | △ | ✕ |
「顧客コード」のみの、以下のイメージのCSVファイルがダウンロードされます。ヘッダーレコード「顧客コード」がある点にご留意ください。
※.顧客コードは匿名加工されています。小売業様にて変換処理をお願いします。
表示項目一覧
本分析メニューに限り処理負荷低減の為「客数」を<日付+店舗+顧客>の組み合わせ件数から算出しています(一人が同一日に同一店舗を複数回利用しても、客数=1)。
その為客数とそれに関わる客単価、客点数、ID回数の数値が、他分析メニューとは若干異なって来ます。
出力結果画面「顧客接点」、「目的範囲」、「選択範囲」、「単品詳細」、「店舗詳細」に分けて説明します。
表示項目一覧【顧客接点】
分析結果画面のタブ「顧客接点」に表示される表示項目の一覧。
図表中の網掛けは「表示条件」を満たした際に表示されます。
その他の項目は、該当する「業務別追加表示項目」が指定されている際に表示されます(”―”は「業務別追加表示項目」に依らず、常に表示)。
| 項目 | 表示 条件 | 説明 | 業務別追加表示項目 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| No. | 行番号(ソート戻し用)。 | ー | |||
| 目的範囲 | コード | 多くの利用者が共通して利用目的としている範囲(くらしのスタイル)。 目的範囲が幾つできるかは分析条件によって異なる。 記号fは、far=目的範囲外の選択肢とは、ニーズとして”遠い”事を表す(カニバリゼーションが起こらないマーケットセグメント)。 | ー | ||
| ニーズ要約 | AI | AIエージェントから「目的/選択範囲のニーズ要約」を選択した場合のみ表示。 基本は、該当選択肢群を選択するような利用者の、置かれた状況と持っている価値観を、「状況:価値観」の形で自然言語要約する(ニーズ=状況✕価値観)。 | |||
| ID数 | ID数 | 目的範囲配下の選択肢いずれかの利用者数。 | ターゲット販促(配下の選択肢の最拡大顧客接点) | ||
| 利用者率 | 目的範囲配下の選択肢いずれかの利用者率。 | ||||
| R | 詳細 | 目的範囲配下の選択肢いずれかの2回以上(デフォルト) 利用者数。 R=Repeat(リピート)の暗喩。 | |||
| T | 詳細 | 目的範囲配下の選択肢いずれかの1回(デフォルト)利用者数。 T=Trial(トライアル)の暗喩。 | |||
| R率 | 詳細 | 目的範囲の利用者数に占めるR顧客の割合。 | |||
| 選択範囲 | コード | 多くの利用者がマーケット平均以上に選択を行っている範囲(顧客ニーズ)。 選択範囲が幾つできるかは分析条件によって異なる。 記号nは、near=選択範囲内の選択肢同士が、ニーズとして”近い”事を表す(より具体的なニーズ)。 | ー | ||
| ニーズ要約 | AI | AIエージェントから「目的/選択範囲のニーズ要約」を選択した場合のみ表示。 基本は、該当選択肢群を選択するような利用者の、置かれた状況と持っている価値観を、「状況:価値観」の形で自然言語要約する(ニーズ=状況✕価値観)。 | |||
| ID数 | ID数 | 選択範囲配下の選択肢いずれかの利用者数。 | ターゲット販促(配下の選択肢の拡大顧客接点) | ||
| 利用者率 | 選択範囲配下の選択肢いずれかの利用者率。 | ||||
| R | 詳細 | 選択範囲配下の選択肢いずれかの2回以上(デフォルト)利用者数。 R=Repeat(リピート)の暗喩。 | |||
| T | 詳細 | 選択範囲配下の選択肢いずれかの1回(デフォルト)利用者数。 T=Trial(トライアル)の暗喩。 | |||
| R率 | 詳細 | 選択範囲の利用者数に占めるR顧客の割合。 | |||
| 顧客接点 (選択肢) | 関連順 | (特に同一範囲内で)数値が隣り合う選択肢同士程、相互の選択関係が強い事を示す指標。 棚割、チラシ等の並び順に利用。 | ー | ||
| 選択肢 | コード | 選択肢(単品等)のコード。 | |||
| 名称 | 選択肢(単品等)の名称。 | ||||
| 算出ベース | 採用順 | マーケット中のニーズ数を、1⇨2のように一つづつ増やして行きながら、都度新たに表出した(採用順が振られた選択肢が一つもない)ニーズの、人気No.1から順に振って行った順位。 算出ベースはID数(デフォルト)、加重平均ID数、顧客店舗利用金額の内から1つを選択。 | |||
| 重点レコメンド | 1st:目的範囲(くらしのスタイル)中の人気N0.1選択肢=目的範囲利用者にとっての最重点選択肢。 2nd:選択範囲(ニーズ)中の人気N0.1選択肢=選択範囲利用者にとっての重点選択肢。 3rd:1st〜2ndの、算出ベースに指定された値の採用順累計(併買を考慮しない単純和)が、マーケット計に満たない場合、そこに至る選択肢に迄振られる=最低必要選択肢。 | ||||
| ID数 | ID数 | 選択肢(単品等)の利用者数(デフォルトの採用順算出対象)。 | |||
| 利用者率 | 選択肢(単品等)の利用者率。 | ||||
| 加重平均 利用者率 | 1店舗1日換算の利用者率(採用順算出算出対象候補)。 | ||||
| R | 詳細 | 選択肢(単品等)の2回以上(デフォルト)利用者数。 R=Repeat(リピート)の暗喩。 | ターゲット販促(選択肢=顧客接点そのもの) | ||
| T | 詳細 | 選択肢(単品等)の1回(デフォルト)利用者数。 T=Trial(トライアル)の暗喩。 | |||
| R率 | 詳細 | 選択肢(単品等)の利用者数に占めるR顧客の割合。 | |||
| 単品数 | 選択肢(主に分類)中に含まれる単品の数。 単品数クリックで「単品詳細」へ遷移 | 品揃え(主に分類の粒度検討に利用) | |||
| 利用者倍率 | 選択肢(主に分類)の利用者数の、平均利用者数に対する倍率。 | ||||
| 客点数 | 選択肢の客点数(点数÷客数)。 選択肢の中から顧客が一度の買い物で手に取る平均数。 | ||||
| 点単価 | 選択肢の点単価(金額÷点数)。 | ||||
| 顧客店舗利用 | 金額 | 選択肢と接点を持った顧客が、分析条件中、選択肢や分類によらず「店」に落とした総額(採用順算出対象候補)。 | ー | ||
| 点数 | 詳細 | 選択肢と接点を持った顧客が、分析条件中、選択肢や分類によらず「店」で利用した総買上点数。 | |||
| 客数 | 詳細 | 選択肢と接点を持った顧客が、分析条件中、選択肢や分類によらず「店」を利用した回数。 ※.本分析メニューにおいてのみ、処理スピードに鑑み、一人の1店舗1日あたりの利用回数の上限を、1で計算している(日・店・顧客のカウント)。 | |||
| 販売状況 | 店舗数 | 分析条件中、選択肢の販売実績があった店舗の数(加重平均計算等、換算のベース)。 店舗数クリックで「店舗詳細」へ遷移(販売実績の無い分析条件中の店舗を含む)。 | 品揃え(主に重点単品の、店別の品揃え状況の確認に利用) | ||
| 販売日From | 詳細 | 分析条件中、選択肢の販売実績があった最古日(主に期中の新商品を判定するため)。 | |||
| 販売日To | 詳細 | 分析条件中、選択肢の販売実績があった最新日(主に期中の終売商品を判定するため)。 | |||
| 平均販売期間 | 詳細 | <販売日To-販売日From+1>の店舗平均(加重平均計算等、換算のベース)。 | |||
| 採用/不採用 | 変更採用順 | 最大選択肢数、不要選択範囲の指定による降下後の採用順で、以降の計算式のベースとなるもの。 最大選択肢数のデフォルトは9(ジャムの法則の最大値)。 不要選択範囲(売り場に不要なニーズ)のデフォルトは0.01%(統計的ノイズの一般値)。 cutの指定を行った場合、cut対象は赤フォントの0で表示される。 手動でのcut/cut解除を行う場合、ここの数値をクリックする。 手動cutの場合、赤フォントの0と併せて、✂が表示される。 手動による手動cut以外の取り消しには♻が併せて表示される。 | 採用/不採用 | ||
| 棚割理論値 (サイズ・積上考慮なし) | 棚割パターン | <単品数÷最大パターン本数>に基づき、変更採用順で均等割付。 ※.変更採用順=0(cut)のものは計算外で、文字列”cut”(デフォルト)が振られる。 | 棚割 | ||
| フェイシング数 | 指定された最大フェイシング数を上限に、理論スペース分配率に則って振られたフェイシング数。 デフォルトの最大フェイシング数は5(サビタイジング限界と、通常サイズの商品のゲシュタルト崩壊が一致する数)。 変更採用順=0(cut)のものは0となる。 | ||||
| 1店舗7日換算 | 奥行個数 | 棚またはバックルーム/DC方向への奥行個数。 フェイシング数÷陳列総数(切り上げ)。 | |||
| 陳列総数 | 厳密には「在庫総数」。 1店舗・補充サイクル(デフォルトは7日)換算の売れ個数に、在庫係数(デフォルトは重点レコメンドに応じ、1st=1.4、2nd=1.2)を乗じた値(切り上げ)。 2を下限とする。 | ||||
| 販促単品分配 | 分配率 | マーケット内>目的範囲内>選択範囲内でそれぞれ構成比化した利用者率を、<目的範囲✕選択範囲✕選択肢>で計算した指標。 利用者が多いマーケットやニーズ程品揃えも多くあるべきという仮説に依拠。 | 販促単品分配 | ||
| 分配数 | 変更採用順=0を除き、指定された分配単品数に各選択肢の分配率を掛けた数値(小数点以下を処理しない参考値)。 | ||||
| 分配数 | 変更採用順=0を除き、変更採用順で指定された分配単品数迄、整数で分配して行った数値。 | ||||
| 理論スペース分配 | 分配率 | マーケット内>目的範囲内>選択範囲内でそれぞれ構成比化した<点数÷ID回数>を<目的範囲✕選択範囲✕選択肢>で計算した指標。 従来の売れ数比例に、奥行きは頻度(ID回数)に比例という仮説を加えたもの。 | 理論スペース分配 | ||
| 分配数 | 変更採用順=0を除き、指定された分配数に各選択肢の分配率を掛けた数値。 | ||||
| 分配数 | 変更採用順=0を除き、変更採用順で指定された分配数迄、整数で分配して行った数値。 | ||||
| その他顧客接点情報 | 金額 | 選択肢(単品等)の利用金額。 | その他顧客接点情報 (EXCEL加工、ニーズ考察等に利用) | ||
| 点数 | 選択肢(単品等)の利用点数。 | ||||
| 客数 | 選択肢(単品等)の利用客数。 ※.本分析メニューにおいてのみ、処理スピードに鑑み、一人の1店舗1日あたりの利用回数の上限を、1で計算している(日・店・選択肢・顧客のカウント) | ||||
| 大分類 | コード | 選択肢(単品等)に上位の分類階層が存在する場合のみ、それを表示。 分類名、分類階層数は企業によって異なる。 | |||
| 名称 | |||||
| 中分類 | コード | ||||
| 名称 | |||||
| 小分類 | コード | ||||
| 名称 | |||||
表示項目一覧【目的範囲】
分析結果画面のタブ「目的範囲」に表示される表示項目の一覧。
図表中の網掛けは「表示条件」を満たした際に表示されます。
その他の項目は、該当する「業務別追加表示項目」が指定されている際に表示されます(”―”は「業務別追加表示項目」に依らず、常に表示)。
| 項目 | 表示 条件 | 説明 | 業務別追加表示項目 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| No. | 行番号(ソート戻し用)。 | ー | |||
| 目的範囲 | コード | 多くの利用者が共通して利用目的としている範囲(くらしのスタイル)。目的範囲が幾つできるかは分析条件によって異なる。記号fは、far=目的範囲外の選択肢とは、ニーズとして”遠い”事を表す(カニバリゼーションが起こらないマーケットセグメント)。 | ー | ||
| ニーズ要約 | AI | AIエージェントから「目的/選択範囲のニーズ要約」を選択した場合のみ表示。基本は、該当選択肢群を選択するような利用者の、置かれた状況と持っている価値観を、「状況:価値観」の形で自然言語要約する(ニーズ=状況✕価値観)。 | |||
| ID数 | ID数 | 目的範囲の利用者数(マーケットサイズ)。 | ターゲット販促 (最拡大顧客接点) | ||
| R | 詳細 | 目的範囲の2回以上(デフォルト)利用者数。 | |||
| T | 詳細 | 目的範囲の1回(デフォルト)利用者数。 | |||
| R率 | 詳細 | 目的範囲の利用者数に占めるR顧客の割合。 | |||
| 利用者率 | 目的範囲の利用者率. | ー | |||
| 年代構成 | 20歳未満 | 目的範囲の利用者数に占める各年代の利用者数の割合。 | ー | ||
| 20代 | |||||
| 30代 | |||||
| 40代 | |||||
| 50代 | |||||
| 60代 | |||||
| 70歳以上 | |||||
| 品揃え検討 | 単品数 | 目的範囲中に含まれる単品数。 | 品揃え (主に目的範囲毎のマーケットサイズ認識に利用) | ||
| 顧客接点数 | 目的範囲中に含まれる顧客接点(選択肢)の数。 | ||||
| 利用者倍率(平均=1) | 目的範囲の平均利用者数に対する利用者数の倍率。 | ||||
| 客点数 | 目的範囲の客点数(点数÷客数)。 目的範囲中から顧客が一度の買い物で手に取る価値の平均数。 | ||||
| 点単価 | 目的範囲の点単価(金額÷点数)。 | ||||
| 単品ID数 | 1単品あたりの利用者数(ID数÷単品数)。 | ||||
| 接点ID数 | 1顧客接点(選択肢)あたりの利用者数(ID数÷顧客接点数)。 | ||||
| 単品金額 | 1単品あたりの利用金額(金額÷単品数)。 | ||||
| 接点金額 | 1顧客接点(選択肢)あたりの利用金額(金額÷顧客接点数)。 | ||||
| その他評価項目 | 金額 | 目的範囲の利用金額。 | その他顧客接点情報 | ||
| 点数 | 目的範囲の利用点数。 | ||||
| 客数 | 目的範囲の利用客数。 ※.本分析メニューにおいてのみ、処理スピードに鑑み、一人の1店舗1日あたりの利用回数の上限を、1で計算している(日・店・選択肢・顧客のカウント) | ||||
表示項目一覧【選択範囲】
分析結果画面のタブ「選択範囲」に表示される表示項目の一覧。
図表中の網掛けは「表示条件」を満たした際に表示されます。
その他の項目は、該当する「業務別追加表示項目」が指定されている際に表示されます(”―”は「業務別追加表示項目」に依らず、常に表示)。
| 項目 | 表示 条件 | 説明 | 業務別追加表示項目 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| No | 行番号。 | ー | |||
| 目的範囲 | コード | 多くの利用者が共通して利用目的としている範囲(くらしのスタイル)。目的範囲が幾つできるかは分析条件によって異なる。記号fは、far=目的範囲外の選択肢とは、ニーズとして”遠い”事を表す(カニバリゼーションが起こらないマーケットセグメント)。 | ー | ||
| ニーズ要約 | AI | AIエージェントから「目的/選択範囲のニーズ要約」を選択した場合のみ表示。基本は、該当選択肢群を選択するような利用者の、置かれた状況と持っている価値観を、「状況:価値観」の形で自然言語要約する(ニーズ=状況✕価値観)。 | |||
| ID数 | ID数 | 目的範囲の利用者数(マーケットサイズ)。 | ターゲット販促 (最拡大顧客接点) | ||
| R | 詳細 | 目的範囲の2回以上(デフォルト)利用者数。 | |||
| T | 詳細 | 目的範囲の1回(デフォルト)利用者数。 | |||
| R率 | 詳細 | 目的範囲の利用者数に占めるR顧客の割合。 | |||
| 利用者率 | 目的範囲の利用者率。 | ー | |||
| 年代構成 | 20歳未満 | 目的範囲の利用者数に占める各年代の利用者数の割合。 | ー | ||
| 20代 | |||||
| 30代 | |||||
| 40代 | |||||
| 50代 | |||||
| 60代 | |||||
| 70歳以上 | |||||
| 品揃え検討 | 単品数 | 目的範囲中に含まれる単品数。 | 品揃え (主に目的範囲毎のマーケットサイズ認識に利用) | ||
| 顧客接点数 | 目的範囲中に含まれる顧客接点(選択肢)の数。 | ||||
| 利用者倍率(平均=1) | 目的範囲の平均利用者数に対する利用者数の倍率。 | ||||
| 客点数 | 目的範囲の客点数(点数÷客数)。 目的範囲中から顧客が一度の買い物で手に取る価値の平均数。 | ||||
| 点単価 | 目的範囲の点単価(金額÷点数)。 | ||||
| 単品ID数 | 1単品あたりの利用者数(ID数÷単品数)。 | ||||
| 接点ID数 | 1顧客接点(選択肢)あたりの利用者数(ID数÷顧客接点数)。 | ||||
| 単品金額 | 1単品あたりの利用金額(金額÷単品数)。 | ||||
| 接点金額 | 1顧客接点(選択肢)あたりの利用金額(金額÷顧客接点数)。 | ||||
| その他評価項目 | 金額 | 目的範囲の利用金額。 | その他顧客接点情報 | ||
| 点数 | 目的範囲の利用点数。 | ||||
| 客数 | 目的範囲の利用客数。 ※.本分析メニューにおいてのみ、処理スピードに鑑み、一人の1店舗1日あたりの利用回数の上限を、1で計算している(日・店・選択肢・顧客のカウント) | ||||
表示項目一覧【単品詳細】
業務別追加表示項目に「品揃え」が選択されており、「単品数」をクリックした際に、分析結果画面のタブ「単品詳細」に遷移・表示される表示項目の一覧。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コード | 遷移元選択肢のコード。 |
| 名称 | 遷移元選択肢の名称。 |
| 年月日 | 販売年月日。 |
| 店舗コード | 販売店舗コード。 |
| 店舗名 | 販売店舗名称。 |
| 単品コード | 遷移元配下の単品コード。 |
| 単品名 | 遷移元配下の単品名称。 |
| ID数 | 単品の利用者数。 |
表示項目一覧【店舗詳細】
業務別追加表示項目に「品揃え」が選択されており、「店舗数」をクリックした際に、分析結果画面のタブ「店舗詳細」に遷移・表示される表示項目の一覧。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コード | 遷移元の選択肢のコード。 |
| 名称 | 遷移元の選択肢の名称。 |
| 単品数 | 選択肢中の単品数。 |
| 店舗コード | 分析条件中の店舗コード(販売有無を問わず)。 |
| 店舗名 | 分析条件中の店舗名称(販売有無を問わず)。 |
| 販売日From | 該当店舗での分析条件中の最古販売日 (販売実績無しの場合空白)。 |
| 販売日To | 該当店舗での分析条件中の最新販売日 (販売実績無しの場合空白)。 |
| ID数 | 選択肢の利用者数。 |
| 点数 | 選択肢の利用点数。 |
| 金額 | 選択肢の利用金額。 |
| 客数 | 選択肢の利用客数。 ※.本分析メニューにおいてのみ、処理スピードに鑑み、一人の1店舗1日あたりの利用回数の上限を、1で計算している(日・店・選択肢・顧客のカウント) |
以上、「ニーズの見える化(シン・Tapir−1.0)」の操作説明でした。