軸
軸について説明します。
縦軸・横軸
本マニュアルでは、帳票を構成する行見出し/列見出しを”軸”という言葉で定義し、見出しに応じて期間軸、商品軸、店舗軸、顧客軸、KPI軸のように呼称します。
また行見出しを”縦軸”、列見出しを”横軸”と呼びます。
期間軸
週月日の期間に関する行見出し・列見出しの事を言います。各軸を使った分析の特記事項については、その分析のページの中で説明します。
例としては下記の通りです。
商品軸
部門や商品に関する行見出し・列見出しの事を言います。各軸を使った分析の特記事項については、その分析のページの中で説明します。
例としては下記の通りです。
店舗軸
店舗に関する行見出し・列見出しの事を言います。各軸を使った分析の特記事項については、その分析のページの中で説明します。
例としては下記の通りです。
顧客軸
顧客に関する行見出し・列見出しの事を言います。
顧客ランク、PFV、年代の3種類の軸があります。各軸を使った分析の特記事項については、その分析のページの中で説明します。
顧客ランク
顧客を「いくつ来店した週があったか(来店週数)」と「1週あたりの購買金額(週間ID金額)」からロイヤル、プロスペクティブ、その他にグループ分けをしたものです。
顧客ランク構成図
顧客ランク マトリクス図
補足
デフォルトのしきい値
項目名 | 説明 |
---|---|
M1しきい値 | M2しきい値の2倍 |
M2しきい値 | 週ID金額の平均値(百の単位を切上) |
F1しきい値 | 全週来店 |
F2しきい値 | F1しきい値の半分(末尾切捨) |
しきい値の明確な値については企業毎に異なります。詳細は各企業のご担当者様へお問い合わせください。
週1回更新。先週~13週前までの購買履歴からランク分けをします。
ランクは週毎に時系列で管理され、データ保持期間内は保持されます。
分析では期間で指定されたTo側に一番近い締まった週で作られたランクを利用します。
PFV
Purchasing Feature Value(購買特徴量)
ID客数×客点数×点単価の組み合わせで、顧客を8つのクラスタに分けたものです。これにより顧客の購買特徴を把握することができます。
クラスタ名については各企業毎に異なります。また図のクラスタ名については一例です。
客点数×ID回数
点単価×客点数
補足
週1回更新。先週~13週前までの購買履歴からグループ分けをします。
グループは週毎に時系列で管理され、データ保持期間内は保持されます。
分析では期間で指定されたTo側に一番近い締まった週で作られたグループを利用します。
年代
個人情報保護委員会の例示に則り、以下の通りに年代分けしたものです。「その他」には生年月日が不明な顧客と、年齢がマイナス値の顧客が入ります。
- 20歳未満
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
- 60代
- 70歳以上
- その他
補足
週1回更新。先週の購買履歴から年代分けします。
年代は週毎に時系列で管理され、データ保持期間内は保持されます。
分析では期間で指定されたTo側に一番近い締まった週で作られた年代を利用します。
KPI
金額、点数等のKPI(Key Performance Indicator)に関する行見出し・列見出しの事を言います。
各分析個別のKPIについては、その分析のページ内で説明をしてます。
KPI | 数式 | 説明 |
---|---|---|
金額 | 売上高 | |
点数 | 売上数量 | |
客数 | レシート数(買い物回数) | |
ID数 | 会員の人数 | |
点単価 | 金額 / 点数 | 点数1点あたりの金額 |
客点数 | 点数 / 客数 | 買い物1回あたりの点数 |
客単価 | 金額 / 客数 | 買い物1回あたりの金額 |
ID回数 | 客数 / ID数 | 会員1人あたりの客数 |
ID点数 | 点数 / ID数 | 会員1人あたりの点数 |
ID金額 | 金額 / ID数 | 会員1人あたりの金額 |
総金額 | 非会員データを含めた金額(非会員データが存在する場合) | |
総点数 | 非会員データを含めた点数(非会員データが存在する場合) | |
総客数 | 非会員データを含めた客数(非会員データが存在する場合) |
補足
計算項目については原則、分子となるKPI名の先頭に、分母となるKPIの頭文字を付加するようにしています。
例)
- 点数 ÷ 客数 → 客点数
例外)
- 点単価(金額 ÷ 点数)
- ID回数(客数 ÷ ID数)
- 客単価(金額 ÷ 客数)