マーケット・セグメンテーションMD
マーチャンダイザー(MD)の為のマーケット・セグメンテーションです。
- 指定の商品群を「買い回りグループ」にセグメンテーションします。
- 商品相互の関連から”並び順”を振ります。
- 商品にMD指向の”採用順”を振ります。
商品カット、棚割等、MDの意思決定を支援します。
同MKとの違いは主に、商品カットに重点を置いている事からー
- 単品のみを分析対象としている事。
- 採用順算出をMDの直感と合致するようにしている事(利用メリットが重複していても、売れ筋の採用順を低くしない)。
- CUTのレコメンドにMDの意志を込め、変更可能としている事。
が挙げられます。
条件設定画面
条件設定の特徴的な部分の説明をします。
期間
MD上の意思決定に活かす為、期間のデフォルトが26週と長目になっています。十分に買い回りが発生するであろう期間を指定して下さい。条件にもよりますが、非常に解析時間を要する分析である事にご留意ください。
商品分類
単品の集計となります。
セグメンテーションする事に意味のある数(3以上)の単品を指定してください。「分類で指定」の場合のみ「実績がない商品/分類を結果から除外する」がデフォルトでオンになります。
オプション
棚割りの最大パターンにおけるゴンドラ本数(1以上)を指定します。
出力結果画面
マーケット・セグメンテーションMDの出力結果画面は「明細(商品)」、「サマリ(セグメントF)」、「サマリ(セグメントN)」、「ダウンロード」の4つのタブからなります。
それぞれの特記事項ならびに項目説明を以下に記します。
明細(商品)
主に商品カット、棚割におけるゾーニング、陳列等に用いる為の表です。
CUT条件
画面右上「CUT条件」をクリックする事で表示されるダイアログボックスです。
カット条件と、カット条件によらない絶対採用条件を指定する事ができます。いずれも「反映」をクリックする事で、「明細(商品)」レコメンドならびに採用順のフォント色に結果が反映されます。
- 絶対採用
- A商品:チェックで、累計金額構成比70%までに入る商品をカット対象外とします。
- B商品:チェックで、累計金額構成比90%までに入る商品をカット対象外とします。
- PI値(1,000人あたり点数):数値入力で、該当する商品をカット対象外とします。
- カット
- 数値入力で、カット判定対象商品数を決めます。
- カット判定商品は、採用順が赤フォントで表示され、レコメンドに”cut”が表示されます。
- カットはMDの意志で行うべきものである事から、デフォルトではいずれのチェックも入らず、数値には0が設定されます。
項目説明
以下のような項目が表示されます。
サマリ(セグメントF)
主にSKU数や支持年層から、品揃えを検討する為の表です。単品クーポンのターゲット顧客抽出の為に用いる事もできます。
項目説明
以下のような項目が表示されます。
サマリ(セグメントN)
主にSKU数や支持年層から、品揃えを検討する為の表です。単品クーポンのターゲット顧客抽出の為に用いる事もできます。
項目説明
以下のような項目が表示されます。
ダウンロード
本メニューで算出されたクラスター分析結果をダウンロードして頂く事ができます。(商品数800品以内の場合)
デンドログラム画像
png形式の画像ファイルです。seg_nとseg_fが交互の色違いで、並び順が商品の右から左への並びで表現されています。
距離行列表
デンドログラムの元となっている表です。一品一品の商品間の”距離”がご覧いただけます。